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 彼らの野球に対する情熱に、ただただ拍手だ。



【たった3人の野球部…始球式で終わる「夏」】
7月10日読売新聞

 11日に開幕する夏の高校野球秋田県大会で、開幕戦の始球式にだけ出場するチームがある。

 野球部員がマネジャー含め3年生3人だけの県立米内沢高校(北秋田市米内沢)。新チーム結成から1年間、一度も試合ができなかったが、「毎日練習してきた努力をたたえたい」という県高校野球連盟の特例措置で、高校最後の大舞台が用意された。

 「ナイスボール」。米内沢高校の野球場に柴田高徳選手(18)の甲高い声が響く。マウンドに登った吉田一樹選手(18)は、時折笑みを浮かべながら、柴田選手が構えるミットへ速球を投げ込む。

 バックネット裏で見つめていたマネジャーの鈴木このみさん(17)は、「一樹の全力投球を高徳が受け取る。その姿を見るだけで満足」とはにかんだ。

 米内沢は昨夏の初戦、4強入りした新屋高校と対戦。柔道部とバドミントン部から1人ずつ借りた11人で、敗れはしたが4対6の接戦を演じ、周囲を驚かせた。
だが、その試合を最後に先輩6人が引退、同級生1人も野球部を去り、2人だけの練習が始まった。


 籾山英輝監督(31)は当時を振り返り、「2人が腐らずに済んだのは、このみの存在が大きい」と語る。

 鈴木さんは「主役の一樹と高徳に楽しくプレーさせるのが私の役割」と言い、誰もいない球場で草取りをしたり、カロリー計算をしながら、おにぎりやサンドイッチを調理室で作ったりと裏方からチームを支えてきた。

 今年春、近隣校と合同チームを組んで試合をする話が持ち上がり、鈴木さんは「目標を持って練習ができるし、成果も発揮できる」と2人に参加を呼びかけた。だが、「先輩と築き上げてきた米高の野球をやり遂げたい」と、あくまで単独チームにこだわる2選手の思いを受け、「試合に出る時がいつ来てもいいように準備しよう」と、サポートに徹することを誓った。

 大会の開幕を告げるボールを投げた瞬間、3人の高校野球生活は終わる。「高徳のミットへ無心で投げる」という吉田選手に対し、「どんなボールでも受け止める」という柴田選手。帰宅前、いつものように冗談を言い合う2人を見ながら、鈴木さんはつぶやいた。「一体感が得られ、充実した3年間でした。きっと、一樹も高徳も」。


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