発想の転換、ちゅうやつか?!
心理作戦による、購買意欲の掘り起こしか?!
ぱっと使い切ってしまう消費者は、どれぐらいいるんだろうな。
【給付金狙え!食品・宿泊・ツアー…1万2千円商品が続々】
2月13日 読売新聞
「定額給付金カニセット」や「一足お先に給付金宿泊プラン」--。消費が急激に冷え込む中、定額給付金の支給を当て込んだ商品が、続々と登場し始めた。
支給に必要な関連法案は国会で成立の見通しが立っていないが、売り上げアップを狙う業者は、すでに“給付金ビジネス”に走り始めている。
ズワイガニをインターネット販売する「東京ずわい屋」は昨年12月、「定額給付金カニギフトセット」の販売を始めた。価格は、生ズワイガニ3匹にカニみそなどで1万2000円。18歳以下と65歳以上の給付額2万円に合わせた豪華版も用意した。通常より1~2割安で、すでに約200セット売れるなど好調だ。菊池正人社長(38)は「ネーミング様々」とにんまり。
「個人的には給付金でなく、医療や福祉の分野に回してほしい。でも、旬の話題に乗っからない手はないでしょう」
そう話すのは、福島県の裏磐梯にあるペンション「ガストホフ虹の詩」オーナーの長島四朗さん(61)。今月から「一足お先に定額給付金プラン」を始めた。福島牛ステーキやチーズフォンデュ、ワインなどが味わえる1泊2食付き1万4000円の定番プランを1万2000円に下げた。問い合わせもあり、手応えを感じている。
消費者の財布のひもを緩めたいのは旅行会社も同じ。1999年、地域振興券に照準を合わせて宿泊プランやバスツアーを発売したJTBは、今回も新商品の開発を検討中。読売旅行秋田営業所は、四国や沖縄などへのツアー客に「読売旅行的定額給付金」と銘打ち、5000円キャッシュバックする。
給付事務を扱う自治体向けの商品開発も進む。仙台市のソフトウエア開発会社「イートス」は、世帯ごとの給付額算出や申請手続きの管理ソフトを開発中だ。すでに50件以上問い合わせが来た。担当者は「絶好のビジネスチャンス」と意気込むが、給付金を取り巻く情勢が怪しくなっていることについて、「走り出している自治体の流れは止められないと思う。でも麻生首相は余計なことを言わないでほしい」と本音をこぼす。
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